庭仕事にチョット疲れた私。もみ殻を、タダで貰って癒されてきた。
もみ殻といえば、そのままマルチングに、燃やしてくん炭に、醗酵させて堆肥に、野菜や果物の貯蔵用梱包材に……といろいろ使える賢い子。がしかし、街中のホームセンターには置いてなかったり、ネット通販だと微妙にお高かったり、なんだか近くて遠い存在だ。
ところが、「JAのカントリーエレベーター(orライスセンター)ならタダ(またはタダ同然の値段)」とのネット情報が。カントリーエレベーターは米の貯蔵・脱穀・精米を行う場所だ。さっそく乗り込んだ。
これがカントリーエレベーター!
田園地帯にそびえる巨大建造物……今まで遠巻きに見るしかなかったあの建物……近くで見るとさらにデカイ……部外者が近づい(た上にもみ殻を狙っ)ても大丈夫?
おっかなびっくり事務所を訪ねると……
「持って帰ってもらってええですよ-」
しかもここでは無料だった。やったー。
現場に案内してもらう。ドラム缶タワーが目に飛び込んでくる。その上からもみ殻が出てくるらしい。先客の農業紳士が、親切にやり方を教えてくれた。
天井付近に排出口と、紐が2本見える。手前の紐を引っ張ると回転扉が開き、
もみ殻が流れ出てくる。ライスシャワーならぬもみ殻シャワーだ(止めるときは向こう側の紐を引く)。粉塵が舞うので持参したマスクを装着。
ドラム缶タワーがシャワーを受け止めて、下部からもみ殻がこんにちは。テミですくって、がんがん袋に詰めていく。
45リットル袋6個分ゲット。
さっそく堆肥とくん炭を作ってみたい。となるともっと量がほしい。またちょこちょこ貰いに行こう。いいとこ見つけちゃったなー。今後もみ殻に不自由することがないだなんて、永遠に枯れない井戸を手に入れたような気分だ。農家の皆さんありがとう。
最後に掃除して帰った。