通気性・排水性が悪いネッチャリ粘土。改良材を混ぜてサラサラにしよう。効率的な方法を考えた。
前回までのおさらい
敷地の北端は、キウイフルーツの壁面仕立てを予定している場所。
こういう石がゴロゴロ出土した地点だ。
前回は、このくらいまで掘っていた。果樹の植え穴としては十分かなとも思った。が、なんか嫌な予感がするので、もうちょっと掘ってみたら……
やっぱ出てきた巨石群! 戦国の世ならば築城に使えそうな石がゴロゴロ出土する(汗)。
築城の予定はないので全て取り出した。今回はなんとか手で持ち上げられるレベルの石で良かった。(※前回この地点で石と激闘している)
土壌改良材の選定
さて、掘り上げた土を戻すのであるが……。これが、かなりの粘土質で、雨水を含んでじっとりしている。長靴の裏にへばりついて、どんどん厚底になるくらいだ(汗)。粘土質だから、通気性・排水性が良くない。これを改良したい。改良材として考えられるのは、パーライト、くん炭、川砂、腐葉土。
ただ、この地点の土はpH7.5の弱アルカリ性。植物の生育に適当なpH(5.5~6.5)を外している。これ以上のアルカリ化は避けたいので、くん炭(pH9.0)は使えない。そこで、川砂(中性)を混ぜることにした。なお、パーライトは費用高のため予選落ち、腐葉土は主に地表面で採用予定だ。
土壌改良の方法(自己流)
実際の方法は、土と改良材を混ぜるというもの。なので、今回は、掘り上げた土と砂を混ぜればいい。のであるが、少しでも効率的にできないかしら? 特に、我が庭土には相当量の小石や古家解体時の人工物(塩ビ管の破片やガラス片)も混じっている。これらを除去しつつ、効率的に砂を混ぜる方法は……?
ということで、方法を考えた。現時点でのベストは、
まず、土を直接ふるい落とす。土ふるい機を通るくらいなら、ネッチャリ度は高くなさそうだからだ。なお、土ふるい機付属の5mm目のネットではなく、以前張り替えた15mm目のネットを使用している(菜園の表土以外は、この大きさでも大丈夫そうだ)。
小石とともに、粘土の塊がガラ入れに入るので、
川砂を振りかけて、
足でゴリゴリ踏み混ぜる。すると、粘土と砂が混ざり合いサラサラな状態になる。これを、再度土ふるい機にかけると……
石ころだけが残る(この石ころは、いずれコンクリート作りに活用する予定)。
こんな感じで、粘土と砂を混ぜて土を振るいつつ、
今日でこのくらいまで土を戻した。
作業時間:6時間