コンクリ土留めにトラブル発生。呆然と立ち尽くす私。もう何も信じない。
いろいろ苦労の末に完成したコンクリ土留め(先月竣工)
前回に続いて、土留めのコンクリ壁をデコる。今回はメイン土留め、総長6m。長丁場になりそうだ。まずは、てっぺんにレンガを積むところから始めよう。
手持ちの切れっ端ホース(3m)を利用している
レンガを仮置きして個数が決まったら、続いて水糸を貼る。距離が長いので水平器は使えない。ホースに水を入れ、水面の高さを糸で繋げば水平が出……あれ、なんかおかしいぞ……
なんか高さがおかしいぞ……
なんか左端10cmも足りないぞ!? 土留めの高さは同じはずなのに! えっ、なんで、まさか……
しまったァァァ! 土台の間知石が水平違うかってんやァァァ! うっわ、うそ、こんな、敷地の基礎たる間知石が斜めってるとかほんまに……えっ……(絶句)
今後は「間知らない石」と呼んでやるッ
あーあ。土留めを作るときにきちんと水平取ればよかったよ……既存の構造物なんか信用しないでさ。信用できるのは水面のみだわ……(←今回の教訓)。とほほ。
2cmくらいの不足だったらレンガ下モルタル厚で調整もできるが、さすがに10cmは無理だ。ということで、
コンクリ土留め、再び。型枠も一から作った(泣)
せっかく一体型L字仕上げにこだわった土留めだったのに、一段追加するなんてアホらしなぁ……。けど仕方ない。ここで水平を諦めたら、後でもっと後悔すると思うのだ(地面レベル合わないとか、レンガ貼った後で斜め感が出てくるとか)。ま、重要な立ち上がり部分はがっちり仕上げてあるから、よしとしよう。
二日後、型枠を外した。取ってつけ感すごい。
なので、裏側は表面にモルタルを塗ってシームレスにしておいた。これで花の根もガードできるかな。
それではようやく、
てっぺんレンガを、
モルタル汚れを洗い中(水分補給も兼ねて)
積んでいき、
てっぺんレンガできあがり。
それにしても、今年の春はなんて暑い!(24℃)暑い上に乾燥してて、レンガもモルタルも乾きやすくて大変だった。もたもたしてると、くっつかなくなるので、噴霧器で水をかけつつ、なんとか乗り切った。ふうー。
次回は壁面レンガを貼ろう!
(作業時間:やり直し7時間半、レンガ3時間)
水路脇に咲くど根性スミレに心慰められた