レンガで柱を立て、水道管を通し、立水栓を作るプロジェクト。「穴あき柱」を立てるに最適なレンガの積み方とは?
シェードガーデン予定地の、
既存の立水栓。柱には水道管が通っており、上下のネジ穴に蛇口と水道管を留めればOK、な量産型。機能的だけど、やはり残念なルックス。今回は、この立水栓を取り外して、まるまる作り替える(位置も移動する)。
できあがりイメージ
理想としてはこんな感じの……市販のイミテーション立水栓ではなく、本物のレンガを積んでこういうのを作りたいっ。そして、いずれはツタを這い上がらせるんだ~きっと雰囲気でるやんね。
ということで、立水栓用のレンガを買わなくちゃ……と思っていた矢先、
レンガをもらった! (この5倍量!)
「レンガワークにどうぞ」って、ご近所さんちで遊んでたレンガが我が家へどーん。ちょうどいい感じのサイズ&質感。渡りに船とはこのこと! ありがたく使わせて頂く。このまま一晩浸水させてスタンバイ。
普通に積む
モルタルを練る。セメント1:砂3で、お団子を丸められるくらいのやや固め。
手でお団子をペタペタくっつけながら、レンガを積んでいく。中心に穴が空くように、風車っぽい組み方にしている。
3段積んでみたところで、問題発生。上にいくほどゆがんでしまうようだ。うーん、支えが必要か……。
真ん中に支柱を入れて積む
ぴったりサイズを作るために、端材をつぎはぎ
中心の空洞サイズの支柱を作ってみた。これに天ぷら油を塗ってから、
レンガを積んで、ヒモで縛る。なお、試験的にホワイトモルタル(ホワイトセメント1:珪砂3)を使用している。
(この時点で支柱を抜いておけば、あるいは……)
積み終わって小一時間放置した後、目地をならし、モルタル汚れを拭く。このまま数日おいて固まらせる。そして、支柱をハンマーで小突いてぶっこ抜けば……
こうなる(涙)。
支柱がうまく外れてくれなくて、この有様。うわぁ、レンガ積みに費やした2時間の労力が……(涙)。この作戦は大失敗。
一段ずつ組んで積み重ねる
(崩壊したレンガを再利用)
めげずに方針変更。今度は一段ずつ風車を組んで、
牛乳パックを下敷きにしている
数日置いて、固まったら、
積み重ねる。日数は要するけれど、この方法が一番シンプルでやりやすかった。牛乳パック下敷きも、モルタル離れ良くてGood。
なんやかんやで、立水栓の柱パーツができあがった。全てくっつけると重くて持てなくなるので、三つに分けている。次回は、中に水道管を通しつつ、立水栓を組み立てる予定。
つづく!
