あの堆肥は今? 昨シーズン仕込んだ堆肥を覗いてびっくり! お、美味しそう~!?
堆肥を作っていたと思ったら○○○を作っていた。
そろそろ堆肥づくりシーズン
山が色づき街路樹が落葉し始めると、心ソワソワな私……今年はどんな素材で、どんな方法で堆肥を仕込もうかしら? できるだけ楽な方法がええな~……でもちゃんと堆肥化しないと困るし……去年仕込んだ堆肥の出来も見て決めようか。
落葉樹を土ごと発酵の場合
ということで、まずは一番簡単だった「土壌改良したい場所に落ち葉+米ぬか積んだだけ」から。

表面の落ち葉は乾燥している。
落ち葉の層をめくってみると、下の方はボロボロになっている。小さな虫やミミズの姿も見えた。いい感じね。
それにしても、去年あんだけてんこ盛りにしたのに、随分かさが減ってしまったなあ。雪の積もる地域では、春になって山の雪が溶けたら、雪圧でぺっちゃんこになった落ち葉を拾ってきて使うのが効率的らしい。
当地は積雪しないので、今年もまたわっせわっせと掻き集め、
投入。
現場で堆肥化させる方法は、やっぱ手軽で、すぐできるのがええねぇ。自然に習い、土の上に堆積させればよくって、鋤き込む必要もない。
畑をお持ちの方は、畝の間(通路)に敷くのも良いそう。
松葉堆肥in土嚢袋の場合
次に簡単だった「落ち葉+米ぬかを土嚢袋に詰めて、日陰に転がしておく」方法。

落葉樹の落ち葉なら、1年でできるのだけど……
さすがは分解しづらい松の葉、原型をとどめている。でも、触った感じはずっとしなやかだし、分解菌もいっぱいくっ付いている様だし、黒ぐろとしてて期待高まるわ~。あと1年寝かせれば完熟するかな。
もみ殻堆肥の場合
さて、一番手間のかかったもみ殻堆肥はどうなったかといえば……



きのこが生えた! そこかしこにいっぱい!!!
こ、これは……美しいし、食べられるしで、いつか見つけたいと思っていたムラサキシメジでは!?
それにしてもムラサキシメジって、一般的には竹林によく出るはずなのに、何故こんなところに……あっ、
竹林で採取してきたはんぺん!
発酵資材として使ったあれにキノコ菌も入っていたのかな。
いや~それにしてもキノコ美味しそう。食べてみたい。これが竹林に生えていたなら、ムラサキシメジと同定して試食するところなんだけど……うーむ。
と、悩んでいるうちに、干からびてしまった(汗)。
き、気を取り直して、堆肥のでき具合は……
こちらも色が濃くなっていい雰囲気ね。
しかし、もみ殻堆肥をタダで手に入れることができるようになったので、

今後はこの方法でもみ殻堆肥を作ることはないかなぁ。上の2つに比べて圧倒的に手間がかかる&ニオイ問題もあるしね。
今年の方針
そんなこんなで、今年は①落葉樹を土ごと発酵、②落葉樹in土嚢袋、③松葉in土嚢袋あたりをやっていこうかな。特に、アルカリ土壌の当地を中和させるに重要な酸性資材たる松葉! 去年よりもいっぱい集めたいわ。松の生えている公道・公園を探さなきゃ~。