自然素材で耐候性そこそこの植物用ネームプレートをたった1分で作る第2弾!
さて、昨シーズンのこと、

海で拾った貝殻を使い、植物用のネームプレート(プランツタグ)を作ってみたのだけれど、
真っ白は庭で浮くかも? と思い始めたり……
えんぴつ書きが豪雨で薄れてしまったりと、不具合がちらほら……。
ということで、今年は別の方法で作ることを思いついた。
理想は相変わらずこんな感じだけれど、
①耐候性ある自然素材の色味については、庭に馴染みやすい色に。
②えんぴつ書きは諦めて、耐候性マーカーで書く。という風にマイナーチェンジ。
材料
使うのは、
①クルミ、②金属棒、③耐候性マーカー。
クルミの入手方法
クルミについては、山で拾ってもいいけれど、
今シーズンも日本海でビーチコーミング!
海で拾うのが簡単。
ちょこちょこ打ち上がっている。表皮が洗い落とされているので、下処理いらずですぐに使える。小一時間歩いて、100個ほど拾った。
金属棒
今回も自転車のスポークを利用。車輪に使われているアレね。通販で購入して、1本あたり約25円。
耐候性マーカー
今回は、車やバイクのリタッチに使われるものを使用。色は白にしてみた。
作り方
(撮影のために手を離しているけど)クルミを指でぐっとつまんで固定して。
ドリルで穴をあける(中心付近まで。串刺しにはしない)。ドリルビットの太さは金属棒と同じくらい。
ちなみに、クルミの殻の厚みはこのくらい。
(冬場につき手がカッサカサなことをお詫びいたします)
金属棒をねじ込む。スポークの先端はネジ溝があるので、穴の大きさがちょうどいいと(スポークと同じ太さかややキツめ)、ネジ溝と殻が噛み合って安定する。
できあがり。所用1分程度。クルミの殻は厚いし、中身は詰まったままなので、これだけで結構しっかりしててグラグラしない。
中身が入ったままだけど、油分が垂れてこないかな……そのうち身痩せしてぐらつかないかな……等の不安感も漂うが、差しあたりあまり深く考えないこととする。
ちょっとデコボコしてるけど、まあまあ書ける!
試し書きしてみよう。導入予定の植物の中でも、最もシンプルな名前「ボレロ」。
続きまして、
上から見たときに見えやすい角度で書いている。
「サルビア ウルギノーサ」。やや長めの名前も書ける。つるっとしたクルミだったので書きやすかった。
最後に、難易度maxな、
「万両 紅孔雀」(笑)。これだけはどうしても漢字で書きたかった……。苦しいけど、なんとか(書いた本人は)読める、読めるぞォ!(書き損じた場合はクルミを付け替えて書き直せばOK)
庭に挿してみると、
背景にしっくり馴染んで、悪目立ちしていない(というか汚庭が悪目立ちしている……汗)。1本足だけれど、球体なので風を受け流して煽られにくいのではないかしらと期待している。
おまけ
当初、「炭素で書く」ことを諦めきれず、はんだゴテで表面を焼き付けて文字を書こうとチャレンジするも、惨敗! クルミの殻って頑丈すぎて、じりじり粘っても、全然焦げてくれないのだった。こいつぁ屋外で長持ちするかも~!?
さくさくっと量産〜!