草ぼうぼうの荒れ地を開墾して、花壇をつくる。暴れん坊ユーカリを植える前には、もちろんアレをお忘れなく!
久しぶりの石並べを楽しんだ。
ユンボ以降、整地作業をコツコツ進めている今日この頃。
二世帯住宅の我が家。1階に住まうお義母さんのための花壇が出来上がったので、記録をアップしておこう。
まずは、Beforeから……
荒れ狂う草海原!(汗) 放置期間3年あまり……この掃き出し窓の前に花壇を作る。
レンタルしたユンボでカチコチ地面を豪快に掘り起こし、大きいガラを拾って……
おおまかな整地作業が完了。
洗濯物を干しやすいように、アルミ縁台を設置。庭に出やすいよう、ステップを兼ねているが、端っこに乗るとぐらつくので、何らかの補強が必要(宿題ね)。
家の近くはユンボで掘り上げていないので、地面がかったい! でも雨上がりに掘ると固さが和らぐ。雨の翌日を狙って備中ぐわで掘り掘り。
出てきた小さいガラは通路予定地に埋めちゃおう。庭から出土した大きな石で縁取りを作り始める。
あまりガーデニングには興味無いらしいお義母さん。とはいえ、花壇があるならとりあえずユーカリとアジサイを植えたいそう。
まず、ユーカリは普通に地植えすると巨木化して大暴れするらしい。そこで、自由に根っこを伸ばせないよう、根域制限バッグを用意した。今回は、根域制限シートを折り紙で箱状にした。縫う必要がなくて簡単。繋ぎ目ができないので、根っこが外に進出するおそれも低い。

↑ブドウを植え付けるときも利用した
次に、アジサイについては問題点が2つあって、①花壇は軒下なので乾燥気味で、水分を好むアジサイに不向き。②(ユーカリほどでは無いけれど)うっかり巨大化しやすい。①水不足については、エアコンの排水を利用すればなんとかなるかな?
夏の日のエアコンの水1日分はこちら↑結構たまる!
この水分を囲い込むため&根域制限のためにあぜシートでぐるりと覆った。直下には根っこを伸ばせるので、アジサイにはがんばって深層からも水分を吸い上げてほしい。
アルカリ土壌を弱酸性にするために、粉末の硫黄をすき込む。今回は、1㎡×深さ20cmにつきpHを1.5下げるべく、230gほどまいた。
我が家地帯はアルカリ地帯!
【粘土質土壌のpHを1.0下げるのに必要な硫黄の量】
「土壌改良資材量のもとめ方」(農水省)32頁より
一坪3.3㎡×深さ10cmあたり260g
→1㎡×深さ20cmあたり157g
さらに、もみ殻堆肥を投入する。

もみ殻堆肥はタダで大量に頂いてきたもの↑
できあがり! 途中で石の並びが気に入らなくて、手直しなどしていたら案外時間かかってしまった(汗)。単に石で囲む場合も、強度や収まりをよくするためにちょっとコツがあるようだ。いずれ石囲い花壇の作り方としてまとめたい。
ユーカリのバッグ周辺の収まりが気に入っている。
【Before】
↓
【After】
花壇が出来たらアイデアが沸いたお義母さん、早速コスモスの種を注文してぱあーっと播いたそう。関西も明日から梅雨入りのようなので、うまく発芽してくれるだろう。「草ぼうぼうの庭を一掃してコスコスをぱあっと播く」って、まさに「夏の庭」。
ところで、生活感あふるる物干しどうしよう!(笑) 洗濯を干す、と美しい庭、って両立難しいわぁ(汗)。道路からは見えない場所なので、差しあたり気にしないことにしよう……。